八甲田山系の温泉                       戻る

 八甲田山中の温泉は昔から湯治場としても利用されてきた、山中の一軒宿である。
GW、紅葉の一時を除けば、静かなたたずまいのなか、ゆったりと温泉を楽しむことができる。
また、新緑(5月中旬〜6月)・紅葉(9月末〜10月)も格別なものがある。
 初雪は例年10月中旬。谷地温泉〜酸ヶ湯間の十和田北線(道路)は冬期閉鎖(開通は例年4月1日)
となり、猿倉温泉は冬期休業になる。

☆はスタッフNの極めて個人的な、お風呂(日帰り入浴)のお薦め度。
(お薦め度の高いところは混んでいることが多いので、実際の利用回数が多いのは評価3のところですが・・・。)

料金と入浴時間 (HP情報+TEL聞き取り)  new
  情報時期 料金(円) 日帰入浴時間 TEL 標高 備考
八甲田山中   安 ← → 高        
蔦温泉 2021/4 800 10:00〜16:00
(受付〜15:30)
0176-74-2311 470 蔦沼巡りの基点 4.5
酸ヶ湯 1000 7:00〜18:00
(受付〜17:30)
017-738-6400 890 毛無岱、大岳に近い 4
猿倉温泉
(4/25頃open)
500 9:00〜15:00
(土日祝のみ)
0176-23-2030 850 南八甲田の登山口 3.5
谷地温泉 600 10:00〜17:00 0176-74-1181 790 高田大岳に近い  3.5
城ヶ倉温泉 1000 11:30〜16:00
(受付〜15:00)
017-738-0658 810 毛無岱、大岳に近い 
八甲田温泉
(休館中)
600〜1000 10:00〜17:00 017-738-8288 570   3
深沢温泉 400 7:0020:00
(受付〜19:00頃)
017-738-1464 570   3
寒水沢温泉   500  10:00〜16:00
(受付〜15:30)
017-738-2233 500    
青荷温泉 2021/4 540 10:00〜15:00 場所は離れている 3.5
               
               
焼山地区              
十和田市民の湯 2021/4 310 9:0021:00 0176-74-2007 220 第3水曜定休日 3
洗心荘 370 10:30〜18:00 0176-74-2146   3
森のホテル  500 11:00〜15:00 0176-70-5000   3.5
焼山荘 600 13:30〜19:00
(要電話)
0176-74-2345  
南部屋 400 11:00〜18:00 0176-74-2047      3.5
 入浴時間は、その時間までに入場すればよいのか、退出すればいいのかは不明です。各自で確認下さい。


蔦温泉 ☆☆☆☆ 風情があってお薦め。(周囲に点在する沼巡りもいい) 日本秘湯を守る会 会員旅館
                標高 約470m

大町桂月が晩年を過ごした温泉。
お湯は無色透明  2ヵ所のお風呂がある。

 旧館は木造三階建てで歴史が感じられる。

 旅の宿(吉田拓郎唄、岡本おさみ作詞)の舞台です。

 歌詞+メロディー

 


酸ヶ湯温泉 ☆☆☆☆  標高 約890m

 千人風呂の大浴場が有名(強酸性)

オンシーズンはかなり混む
(本館内の自炊部用の売店は山中の宿としては食材豊富)
2000/5の酸ヶ湯の上の駐車場の旧公衆トイレ
(駐車場の脇の道の奥がキャンプ場)
〜2003/5に新しいトイレが新築された。

  


猿倉温泉 ☆☆☆   日本秘湯を守る会 会員旅館  標高 約850m

南八甲田登山の玄関口 
硫黄泉で焼山温泉の源泉でもある。
(奥の内湯がおすすめ)

2004/9/26情報
  15時以降は入り口の露天風呂のみ入浴可でした。
  (入り口の露天は最近できたコンクリート製露天で
  脱衣場はコンパネの床と安普請で今ひとつ・・・。)

 


谷地温泉    ☆☆☆  標高 約790m  

冬はテンが出るらしい。

お湯はぬるめ

2008/01/20 経営破綻
2008/07/26 伊藤園ホテルグループとして営業再開

  


 
八甲田温泉
   ☆☆☆    標高 約570m


露天風呂から赤倉岳が間近に見える。

  


深沢温泉   ☆☆☆    標高 約570m 



  



城ヶ倉温泉   標高 約810m
                 
 

青荷温泉 ☆☆☆ ランプの宿   標高 約390m

3月末の雪の日

静かにすごせるところ

(冬は雪上車で送迎とのこと)


 青荷温泉の部屋に貼ってあった紙(2001春)

この津軽弁、わかりますでしょうか? (以下、南部人である筆者が意訳?してみます。)    

 よくお越し下さいました。まず、お茶でものんでください。「無い!?」、無ければ台所に取りにいらして下さい。
青荷の決まりごと。
一、晩のご飯は6時からです。うまいものもあるし、酒もありますが8時までにお願いします。
一、朝のご飯は7時半からですが、遅れて来れば無くなってしまいますので、
一、布団類はおまえさん方で敷かなければなりません。
一、晩は9時半になれば、皆、寝ますので静かにしなければ、湯治に来ている爺様や婆様に迷惑をかけますので、
  マージャンなどはだめです!。酒を飲んでも暴れないで下さい!。
一、あーあ!、電器もない!、テレビもない!、青荷というところは何もない!だから、発電機等もダメです。

☆ランプについてひと言
 芯を余計に出し過ぎれば、煙がでて死んでしまいます。
 下げすぎても暗くなってしまうので、ダメ(うまくない)です!。
 いじらないのが一番いいのですが、いくら言っても、いじってしまう人はいじってしまうんです。
 朝に消すときは、いじらないで口金の下から「ふーぅ」と、息を吹きかければ消えますので。

注、歩いても、額(ひたい、おでこ)をぶつけないでください!

青荷の人から

それから、大事な現金は帳簿に袋がありますので、・・・・・・(以下、南部人には解読不能)

と、標準語で書けば、外国語訳的冷たい事務的口調になってしまいますが、実際はどうかと言うと・・・、
現地で”生で”聞いて見て下さい。(津軽弁は音がフランス語に似ているという説もあるようです。) 


一軒宿以外では、

十和田湖温泉郷(焼山) 〜 奥入瀬渓流と八甲田方面への分岐店にある温泉郷

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   十和田市営 市民の湯  ☆☆  〜 地元の人が普段入ってる温泉。  TEL 0176-74-2007

  


 

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